はじめに
副鼻腔炎の手術してみて知らない事が多く結構怖かったので、手術を検討されてる方の参考になればと、体験談を書いてみる事にしました。
今回は手術2日目からの記録です。地獄体験がいつまで続くのか不安で一杯です。
2日目朝
起きてみて、さして状況が変わってないのにがっかり。とはいえ、明らかに出血量は減ってて、ガーゼには鼻水の割合の方が明らかに多くなり、気持ち悪さは減ってきました。
この日は朝から術後すぐの診断があり、病院へ。
ふうふう言いながら、病院に着き診察。結構血は出続けてるんだけど、「順調ですね」と言われたので、回復のペースはこんなものらしい。その後、シュゴーっとするやつで鼻の中の滞留物を軽く取り除いてもらい、抗生剤を点滴。あのシュゴーってやつも苦手です。嫌がってたら、子供ばりの扱いを受けました。
点滴する頃にはまた鼻は詰まった状態。注射は苦手なので、もう無いだろうと思ってた点滴を再びすると言われた時は、がっかりでした。ただ、流石にスマホ位は触る余裕は出てきてます。
2日目昼以降
特に外出出来るほどの余裕は無いので、変わらずじっと我慢。
食事が取れてなくてお腹も空きまくりでしたが、いけそうな気もしてきたので、ようやく初めての食事。素うどんにしました。手術日から2日半くらいの間にプリン2個とペットボトルのお茶1/3くらいしかお腹に入れてなくて、食べれる事に感動、感謝。ここで味の付くものも食べれるかな〜と感じるようになりました。ただし、白飯はまだいける気がしませんでした。
因みに鼻詰まりの状況は兎に角改善しない。1日中ガーゼを取り替え、口から溜まった血を出し、時々鼻洗浄の繰り返し。たまに気持ち悪くなってきたな〜と熱を測り、発熱があったらとんぷく飲んで横になる。起き抜けは口が気持ち悪く、都度溜まった血を吐き出すんだけど、黒、もしくは真っ赤な血の塊がテンションを下げてくれます。鼻洗浄後は一瞬鼻から少しだけ空気が抜けた気がしますが、一瞬で詰まるのでコレもストレス。何度も希望を打ち砕かれます。
この頃に鼻洗浄はお湯だと違和感が激減する事がわかったので、少し温かめに変えました。左右の鼻を洗浄液が貫通してくれず、概ねは口から排出されるので、しょっぱくて嫌な気持ちになるのをひたすら耐えます。左右の鼻を通らないという事は、まだ詰まってるということなんだろうか?
因みに唇も腫れてる気がするな〜と思ってたら、口内炎になってました。これもストレスですかね…
仕事復帰予定の日までにまともな状態にならない可能性が出てきてるぞ…と内心ビビってました。
晩御飯はクリームシチューにしてもらいました。
3日目
朝起きたら、鼻ガーゼの出血はかなり減ってました。とはいえまだ詰まりの状況は変わらずでうんざりした。口呼吸に慣れてきたのもあり、喋り辛いものの、苦しさは減ってきます。出血が減ってるので食事は取れるようになり、朝はパン、昼はラーメン食べれました。
ご飯を美味しいと感じられながら食べれるのは幸せです。邪魔するのはまさかの口内炎。
お昼くらいから、ほんの少しだけ鼻から空気が抜ける時間がたまに出てくるようになりました。ガーゼに鼻水と血が溜まるまでの時間も延びてきたので、鼻の装備を第二形態へ。
ガーゼで鼻に防波堤を作るのは、寝る時くらいにします。肌が弱いのでテープで貼り付けたり剥がしたりしてるうちに頬がかなり荒れてしまいました。お陰で肌荒れの薬まで出動。
口呼吸の対処にリップクリームも出動しましたが、むしろ喉が痛いので然程効果無しでした。
鼻から出てくる汁の絶対量が減ったので第二形態は優秀です。取り替えもし易く動き易い。もちろん食事もし易いです。
地味に熱は出たりするので、とんぷく飲んで寝ました。
3日目夕方
気持ちは悪いんだけど観葉植物に水やりが出来てなかったので力を振り絞って水やり。
いつの間にやら20種類くらいあるので1時間くらいかかります。12月に入ったので活力剤入れての水やりにしておきました。
鼻の感じは余裕ではないものの、辛さはずいぶん減ったのだと感じました。
その後は晩御飯。既に第二形態になったので、見た目は除いて食事はほぼ問題無い。白飯も余裕です。食べ逃したハンバーグとトンカツを美味しく食べることが出来ました。
そして
ついに
鼻に空気が通り始めました!!
片方の鼻だけで細くですが、詰まること無くずっと通るように!!!
スッキリはしてませんが、相当楽になります。例えるなら手術前のちょい鼻詰まりくらいの感じでしょうか?それこそ慣れた状況なので苦にはならないです。
鼻にティッシュは突っ込んでいるものの、もう勝ったも同然。
長かった…。
呼吸がし難い3日は途方もなく長かった。
3日目の晩にこの状態なので、復活まで1週間というのはあながち間違ってなかったんでしょうね。
鼻がスッキリするどんな感覚なのか、めちゃくちゃ気になりますが、続きはもうしばらく経ってから。